「私だから歌える歌」

今日、たまたまテレビで見た番組で
第一線で活躍するアーティストの
音楽的ルーツを語る特集が。


まだ10代だった頃、

私が一方的に知っていただけだけど、
わりと身近な存在に居た人が
メジャーデビューした。

いま思えば
あれは嫉妬に近い感情だったけど、

ほぼ年齢も変わらない彼女の歌は
当時の私が音楽で伝えたいこととも
とてもよく似ていて、

これだけ音楽が溢れる時代、
これだけ素敵な音楽を
伝えられる人が溢れる時代に

わざわざ「私が歌う」意味って…?と
とても落ち込んだことを思い出した。



でも、その番組を見ていると
いま第一線で活躍するアーティストにも

憧れたアーティストが居て、
目標にするアーティストが居て、

この人たちも、
すでにあった音楽に救われたり
励まされたりしながら

もちろん、
たどり着くまでの努力も惜しまずに
ここまで来たんだろうな…って。


なんだろうな…

その事実を知ることができて、
それだけで
10代の頃に落ち込んだあの頃の私が
救われた気がした。



「私にしか歌えない歌」

なんて
おこがましいことは言わないけど、

「私だから歌える歌」

みたいなものを

ひとつひとつ重ねながら、
時には壊して、また積み上げながら
私もみつけていきたいなぁ。。



ここ1〜2年のことだけど、

何年も前から抱えていたものが
ふっと解けるような感覚になれる瞬間が増えた。

ちゃんと前に進めてる、
ってことなのかな。



そんな、秋の夜長のひとりごと。

澄んだ秋の空気は、
なんだか色々なものが
研ぎ澄まされるような気がして
すごくすきです。

おやすみなさい*

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例えばこんな日々が ただ続いてくとしても ほら 僕らは何にでもなれる 僕らは染まらない

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